平成ラストサマー!夏のBL課題図書
Reader Store BL研究部が選ぶ、夏のBL課題図書。これは読んでもらいたい…という部員おすすめのBLコミック・BL小説をご紹介!おすすめコメント付き!夏休みはBLを読もう!
★BLコミック
部員Nが選出!『エスケープジャーニー』
平成の大作、この夏ついに完結。BL好きの全ての人、読むべしッ!!
あらすじは、高校時代、付き合ったものの、ケンカ別れしてしまった直人と太一が、大学の入学式で再会し、また恋人同士になるけれど……という感じ。
おげれつたなか先生らしい(良い意味で)おちゃらけた場面と、両片思いのすれ違う切ない場面、そのバランスが絶妙で、たまらなくイイっ……!
また、「家族」をテーマのひとつにしており、他のBL作品と比べて「男同士」ということに深く踏み込んで描いているので、いろいろ考えさせられる部分もあります。
私は、ふみちゃん(直人のライバル、でもいい子)ポジションでふたりを全力で応援する気持ちで読んでいました!……いや、ほんとはどっちかの家の部屋の壁にでもなって、イチャイチャしているところを見たいっ!!
あ~っ、大学生ってサイコー!はぁ~っ、私も学生時代に戻って、2人乗り自転車で海まで逃避行とかしたいなーっ!!
満足度は文句なしの1000%ですが、あえて、ひとつ言うとしたら……三角関係が大好物なんで、もうちょっと仁科(直人のことが好きな大学の同級生)に頑張ってもらって、直人のことを、太一と取り合って欲しかったです(ただの性癖暴露)、以上!!!
最後に一言、3巻のラスト、ラブラブ温泉旅行は、ずっとふたりを見守ってきた(自称・壁役の)私としても、感慨深いものがあります。あんまりアツアツすぎて、ちょっとだけ爆発しろって思いましたけどね!ま、直人と太一、末永くお幸せに♪
(部員N)
部員Sが選出!『コヨーテ』
部員Uが選出!『手中に落としていいですか』
表紙で気になった方も多くいるのでは?良いな、と思ったらまず第一歩!
街行く人を見定めて声をかけるのは、ゲイビ男優のスカウトマン。第一印象で気になった相手が持っていた本は、好きな作家の新刊。それをきっかけにテストをしたはずなのに、とある理由により個人的に本気で口説く。自分以外に触らせたくない。そういう表情は自分が引き出したい。ただ自分に正直に生きているだけ。口説き落としたい、貴方だから。
自分のお酒のキャパを把握していない受けが飲みすぎちゃう展開多め。ちょっと強引な敬語攻めと、純情お人好し受けが好きな方におススメです!
(部員U)
部員Jが選出!『蟷螂の檻』
不安しかない先行き、全編通して漂う不穏な空気、これは簡単にはハッピーエンドにはならないな……という、バッドエンド好きには堪らない、期待せざるを得ない本作!
時は昭和、戦後の混乱が落ち着いてきた頃、地方の名家の跡取りとして育てられた主人公・育郎は、妾腹の兄・蘭蔵の存在に怯え、縋るように使用人・典彦を求め、順調に闇落ちするかと思いきや、政略結婚で迎えた妻・さち子がメッチャいい人! 芯が強く心優しい、まさに木漏れ日のような光属性。あわや夫婦間に信頼関係が築かれるかとハラハラするも、さすが典彦は一枚上手、支配欲を愛っぽいもので包んで育郎を絡め獲っていく様は鮮やか。このまま育郎は典彦の餌食となってくれるのか、はたまた他の誰かが要らぬ救済をしてくるのか、いったい誰が「蟷螂」なのか、寄生しているのはどっちか。泥濘に沈んでいくような育郎をじっくりと眺めていたい、嗜虐心を擽られる作品です。
(部員J)
部員Oが選出!『生徒会長に忠告』
夏…夏と言えばそう、半袖の学生服です!冬の詰襟もいいですが、半袖学生服も素晴らしいんです。汗ばむ身体、触れ合う肌、絡む視線…。爽やかな学生BLも、「夏」というキーワードが入るとこんなにも色気満々に。
特にこの『生徒会長に忠告』、受けの国斉さんの色気がたまりません。攻めの千賀くんの気持ちがよくわかります、ええ。
生徒会長×副会長の年下攻め学生BLの名作!学生BLのエロスがたっぷり詰まった『生徒会長に忠告』、夏のBL課題図書に是非!
(部員O)
まだまだあります!部員おすすめのBLコミック!
★BL小説
部員Iが選出!『黒曜の災厄は愛を導く』
トレンドの異世界転生モノだけど一味違う!異世界に飛ばされた人間は誰からも好かれ、能力はチートで…という展開が多い中、主人公は間違って転生してしまったため、迫害され〇〇ができない!コミュニケーションの要である〇〇が出来ない中でどのように異世界で生き延び、好きな人に気持ちを伝えるのか。多くのBLを読んできましたが、こんな展開は初めて!〇〇は何かはぜひとも読んでご確認ください!黒髪黒瞳のため「災厄の導き手」と呼ばれ忌み嫌われるうえに、〇〇が出来ない秋人側の視点で書かれた『黒曜の災厄は愛を導く』。そして、秋人を保護し、ひたむきさに惹かれていく騎士・レンドルフ側の視点で書かれた『黒曜に導かれて愛を見つけた男の話』。両方読むと胸キュン倍増です。
(部員I)
部員Mが選出!『交渉人は黙らない』
「平成を代表するBL小説といえば?」と聞かれたら、このシリーズを答える人が多いのではないでしょうか。BLだけでなく、幅広く活躍する小説家・榎田尤利先生の代表作『交渉人』シリーズ。
ヘタレな部分もあるけど情熱的な交渉人・芽吹と芽吹の高校の後輩であるヤクザの若頭・兵頭。どちらもものすごくかっこいい!話が進むにつれ、つらい過去を乗り越え成長し、お互いを信頼していく様がたまらない!最終巻のラストシーンは思い出すだけで心がしびれます。私の中のベストBLカップルです!そして彼らを支える脇役たちもとても魅力的。シリーズ通して人間愛があふれています。
読み返すたびに、「BL愛好家になってよかった!この本に出会えてよかった!」と思わせる作品。次の時代にも伝えていきたいBL世界遺産のひとつです!!
(部員M)
部員Iが選出!『妖精ハンター×DT ~四十歳童貞男の逆襲~』
インパクト大のタイトル!しかし、中身はさらに衝撃的!!「40歳を超えて童貞だと妖精になってしまう」という都市伝説をベースに、妖精の力で悪事を働く童貞をオッサン主人公の阿久津(妖精討伐の刀により、力が高まると妖精の羽が生える)と巻き込まれた職場の後輩・犬山(主人公のことが好きすぎて妄想過多)が追うという珍ストーリー。要約するとカオスなのですが、これこそBLコミックにはない、BL小説の醍醐味。しっかりと萌えポイントとエロを追求しつつ、最後はきちんとLOVEになるからさすがです。リーマン、ファンタジー、アクション、コメディー、エロ…全部のせでお腹いっぱい大満足。しかも美味!ベテラン・中原一也先生の新境地を見ました。ごっつあんです!
(部員I)

















